昨今、女性だけに限らず、男性も美意識が高くなり、昔よりもより一層身だしなみが重視される時代になってきました。
身だしなみをきちんと整えていない男性は”不潔な人”とされ、冷たい目で見られてしまうことも。
身だしなみと言えど、体全体のパーツで言うと数箇所ありますが、まずいのいちばんに確認&注意して欲しいのが”鼻毛”
『いや、ちゃんと鼻毛カッターで切ってるし』
『ハサミで処理してるから自分のことじゃない』
鼻毛を侮るなかれ。
自分ではちゃんと処理できていると思っていても、ちょろりと見えちゃってる人多いんです。
『鼻毛が出てるくらいがなんなのさ？』と思うかもしれません。
たかが鼻毛、されど鼻毛。
しかし、どんだけイケメンな顔面グッドルッキングガイだとしても、鼻からチョロリと鼻毛が出ていては１００年の恋も冷めるってもんです。
鼻毛ちょろりを目撃してしまった日には夜寝るまでずっと、いや、もしかたしたら記憶の中で永遠に、『あの人鼻毛でてたなー』と鼻毛のレッテルを貼られてしまうかもしれないほど、鼻毛ちょろりの破壊力は凄まじいものがあります。
特に現在、婚活中や恋活中の人たちは、鼻毛は女子からうんざりされる対象に入るので細心の注意を払う必要があります。
とはいえ、体に生えている以上は我々の生体に必要だからこそ生えているのであり、鼻毛を完全に取り去ってしまうのも危険という可能性も・・。
今回は、男性が顔の身だしなみをする時にまずどこよりも真っ先に鼻毛の確認&処理をすべきである理由と、鼻毛の処理はどこまでやって、どんな方法で行うのが確実なのか？注意点なども一緒に紹介していきます。
男性の身だしなみで気をつけるべき鼻毛
近年、メンズコスメ商品も市場が拡大してきており、男性も身だしなみに気を使う人が多くなってきました。
他人と接する時、必ず視線がいくのが顔周り。
身だしなみの中でも、この顔周りのケアは念入りにしているという人も多いんではないでしょうか。
特に、鼻毛は油断大敵。
『え？鼻毛処理？ちゃんとしてますけど』という男性も多いことでしょう。
エチケットは本当に大切、気を配っている男性はとっても素敵紳士です。
しかし、本当にきちんと処理できているのか。
この世には「盲点」という言葉があるように、自分では完璧だと思っていたのに、他人から思いもよらぬ指摘をされることがあります。
また「灯台下暗し」ということわざもあるように、人間は自分を含めいろんなものを見ているつもりでも、身近なことほどきちんと見えていないということも多々あります。
鼻毛は、人によって生えている密生度に違いはありますが、男性は男性ホルモンの影響があるために、鼻毛も”太めロング”になりがち。
ちゃんと処理しているつもりでも、笑って鼻が広がり押し上げられた時なんかに、普段は見えない奥の鼻毛がチョロリと見えちゃったり・・・
いつもは大人しく収まっている鼻毛が、鼻水で濡れたために数本で束になってまとまってハミ出しちゃったり・・・
鼻の穴の入り口の左右内側部分に生えている鼻毛がきちんと処理できていなかったり・・・
女性は男性と比べると身長が低い場合も多いので、女性側が下から見上げる形になったとき思わず『鼻毛がこんにちは』しちゃってたなんてケースもあります。
鼻の中は鏡で覗いてみてもしっかり確認することができないために、自分では処理できているつもりで安心していても、奥に潜んでいる鼻毛がちょっと出ちゃうことって意外とあるもの。
なぜ鼻毛処理に対してここまでしつこいのかというと、「俺は鼻毛の処理もちゃんとしてるからね」と自信満々に語った男性の鼻から思いっきり鼻毛が飛び出しているのを過去に目撃してきたことがあるからなのです。
頭にこびりついて離れない鼻毛チョロリの破壊力
友人や知人、はたまた取引先や仕事関係の人たちと話している時、さっきからさりげなくチラつく鼻毛から目が外せない。
「鼻毛出てますよ」
言いたい、でも言えない。もどかしさ。
素直に自分が思っていることを言えたらどれだけ心が楽でしょうか。
相手との関係性によれど、直球で「鼻毛出てるよ」と言っちゃうと相手を傷つけてしまう可能性を含んでいる鼻毛問題は超デリケート案件。
ここからは私が過去に体験した鼻毛男子の話しになります。
鼻毛飛び出し案件・ケース①
筆者が昔交際していた年上の男性は、剛毛鼻毛の持ち主でした。
付き合う前のお食事デートの時から、勢いよく束で飛び出している鼻毛。
会うたびに鼻毛が飛び出しているのですごく気になって、鼻毛処理について思い切って聞いてみました。
すると、彼は「散髪屋さんでいつも鼻毛カッターで切ってもらってるし、自分でもちゃんと処理してる。」
『俺、鼻毛ちゃんと処理してっから！』と自信ありげに言い放った彼の鼻からは、いつものように勢いよく飛び出している鼻毛たちがいました。全然説得力がありません。
（筆者の心の中）「いやいやいやいや、処理が足りてないよ。おもっきし出てますよ・・・」
これはハッキリと言った方がいいはずだと思い、思い切って言ったおかげで、それ以降は自宅でもこまめに切ってくれるようになりました。
しかし、それでも相変わらずニョキニョキ飛び出してくる鼻毛に『お前の鼻の中は一体どうなっているんだ』と聞きたくなったことがあります。（結局そこまで突っ込んで聞けなかった）
ふとした何気ない瞬間に、
『仕事でも鼻毛出した姿のままで後輩とか部下に指示出してるんだよなー』
『絶対仕事仲間に、”〇〇さん今日も鼻毛出てたよね”なんて思われてるよなー』
とか色々思ってしまったり。
仏の顔も三度までとは言いませんが、どれだけ指摘しても直らない（というか収まらない）鼻毛に、『本当に鏡見てる？』といった疑問が拭いきれず、彼にも彼の鼻毛に対しても、ほとほとうんざりした記憶があります。
鼻毛飛び出し案件・ケース②
年下の男の子とお食事デートに行った時のこと。
仲良くなって良い雰囲気の段階でした。
食事も終わり帰路につくため駅に向かいつつ他愛のない話が続く。
『電車の時間が迫っている。帰りたくないけど帰らないといけない・・』
『これから先どうなるんだろう。彼は私のことどう思ってくれているのかな・・』そんなくすぐったいようなもどかしいひと時。
恋の始まりの予感に、私の乙女心はときめいていました。
駅の入り口についた時、「また会ってくれる？」と言いながら年下くんが私の正面に立ち、爽やかな笑顔をこちらに向けてきました。
駅の蛍光灯に煌々と照らされた彼の顔を直視した瞬間、目に留まったのは鼻からピン！と飛び出している１本の長い鼻毛。
その瞬間、彼の鼻毛に意識が集中してしまい、乙女心は一瞬で消え去り、私の頭の中は彼のロンゲストな鼻毛で埋めつくされました。
鼻毛を出しながらにこやかな笑顔をこちらに振りまいてくる年下くん。
親しくなりかけの彼に対して「鼻毛でてるよ」なんてダイレクトに言えるわけもなく。
また会おうねと約束をして別れましたが、その後もずっと私の頭の中には、鼻毛を出しながら微笑みかけてくる彼の顔が脳裏に焼き付いています。
ちなみに、その後お付き合いすることになった年下くんですが、仕事が接客業ということもあり、顔のケアや体毛の処理はきちんとしていると話していたので、きっと鼻毛も処理してたはずだと思われます。
（「鼻毛の処理は？」とダイレクトに聞くことはできなかった）
以上が、私の人生の中で最も強烈だった鼻毛の思い出です。
これらの出来事が起こり数年経った今でも、この２人の男性の”鼻毛を出している顔”を忘れることができずにいます。
鼻毛を出していることによって、周囲に与えるダメージも、また自分が（陰で）受けているダメージも相当デカイ。
指摘できない間柄だったらなおのことです。
今日は最高のプレゼンができたぜ
今日のデートはばっちりエスコートできた！
と、こんな風に自分では「うまくことが運んだ！！」とかっこよくキメていても、鼻毛が出ているだけで相手にはもう『鼻毛の人』という印象が強く残ってしまいます。
自分では処理しているつもりでも出てくる可能性がある鼻毛。
鼻毛処理を甘く見ていては危険です。
鼻毛処理は色々あるけど、ブラジリアンワックスがおすすめな理由
鼻毛処理には、
- 毛抜き
- 鼻毛用はさみ
- 鼻毛カッター
- ブラジリアンワックス
上記の方法がよく使う処理方法だと思います。
いちばん手軽で痛くないのは、鼻毛用ハサミや鼻毛カッターでカットする方法。
しかし、ハサミや鼻毛カッターでカットするだけでは、鼻の入り口左右内側部分がうまくカットできず、
きちんと処理できないまま残っているケースが多いわけです。
毛抜きはピンポイント狙いには優秀なヤツですが、全体を手入れするとなると時間がかかって大変。
自分でカットする手法は、どうしてもアラが出てしまう可能性が高く、鼻をかんだ時や、鼻の中で鼻毛たちが互いに干渉しあい普段とは違う方向を向いた時や、内側部分の”ギリ外から見えるゾーン”にいるカット漏れの鼻毛たちが思わず飛び出すことがあります。
そのほかにもデメリットがあります。
鼻毛用ハサミのデメリット
- 鼻毛の長さが均一に切れない
- 誤って内側の皮膚を切ってしまう、傷つけてしまう可能性がある
- 鼻の中の内側や上部分が処理しづらい
- 処理するのに時間がかかる
鼻毛カッターのデメリット
- 一本だけピンポイントに処理したい時にしづらい
- 奥まで突っ込みすぎる危険性がある
- 鼻の穴が小さい場合は入りづらい
- 手入れが必要
- 水洗いしてもカットした鼻毛が奥に残りやすく、不衛生になりやすい
などなど。
ハサミでカットしてる時、鼻の内側を切りそうになって思わずヒヤッとした経験ありませんか？
自分で鏡を見て確認しながら処理していくのって意外と難しいもの。
鼻毛処理の方法の中で一番キレイにかつ確実に処理できるのがブラジリアンワックスです。
ごっそり取れる爽快感に、筆者もめっちゃハマってた時期がありました。
（鼻毛の量が少ないので今は一旦ストップしています。）
ブラジリアンワックスは毛を一気に引っこ抜くので痛みはありますが、温められたワックスの作用で毛穴が開き抜けやすくなるのと、複数の毛を一気に引き抜くから痛みが分散されるために案外「あれ？こんなものなのか」って感覚だったりします。
逆に、一本だけ抜く方が激痛！！！
ブラジリアンワックスは、ドラッグストアなどで見かけることも多くなりましたが、安いものはケミカルなものが配合されていたり、使い勝手が悪かったり、それなりの品質だったりします。
鼻の入り口の鼻毛処理に関しては右に出るものがいないであろう最強のブラジリアンワックス。
鼻周りや入り口付近は敏感でデリケートなので、品質が良いものを使うのがおすすめです。
ブラジリアンワックス脱毛で評価が高い、国内製造無添加「ブラビアンカ シュガー ワックス」を出している会社から販売している鼻毛用ブラジリアンワックス「KING’s NOSE WAX」
巷で販売されている安いワックスとは違って、無添加だから変なニオイもせず、お肌にも優しく作られているので、安心して使うことができます。
鼻の大きさに合わせて選べるスパチュラと丸いスティックの両方付いているので、鼻の穴の大きさや形に合わせて使い分け可能なのも有難いところ。
ブラジリアンワックスは処理する時にもちろん痛みはありますが、鼻の入り口部分に生えている鼻毛を３６０°キャッチし根こそぎ絡め取れます。
自分ではちゃんと処理しきれない鼻の内側や上部分や細かい毛まで処理できるので、笑った時に鼻毛がにょきっと出てくるのを防ぐことができます。
鼻毛は長いもので約１cmほどの長さがあります。
ブラジリアンワックスで入り口から１センチ奥のところまで処理しておけば、処理しているのにうっかり鼻毛が飛び出すなんて危険性もかなり下がるはず。
処理する鼻毛は入り口からだいたい１cmのところまでに留めておくこと。
※後述しますが、奥に生えている鼻毛はしっかり残しておくことが重要！
内側・上側の鼻毛も取れるように、ブラジリアンワックスを鼻の中に入れる際は、上下左右に動かしてまんべんなくワックスつけること。
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ワックスをしたあとは、一度鏡の前で鼻を広げたり、少し押し上げたりしてみてください。
うっかり鼻毛ちょろりを防止するためには超重要なチェック項目です。
奥に生えてる強者が飛び出してくる場合は、鼻毛ハサミを併用して短く切りそろえておきましょう。
鼻毛処理の方法や注意するべき点
鼻毛を完全に取り去ってしまうのは体にとっても鼻にとっても良い事とは言えません。
一度鼻から飛び出せば強烈な破壊力を放つ鼻毛ですが、とても重要な役割を果たしている存在です。
鼻毛の役割
- 異物（ゴミ・虫・バイキン）の侵入を防ぐ
- 鼻の中の温度や湿度を保つ
- 匂いを正常に嗅ぎ分ける
冷えた空気を温めて肺に運んだり、空気の汚れを浄化したり、鼻の中の乾燥を防いだり、バイキンが侵入するフィルターの役割をしている、これだけの機能を果たしている鼻毛ってすごい。
鼻の奥まで綺麗に無くしてしまってはこれらの機能を失ってしまうことに。
特に風邪をひきやすい冬や、花粉飛散が多い春秋は鼻毛が大活躍しているわけですね。
筆者も鼻毛を綺麗さっぱり取ったときは、やたら鼻の中が乾燥して敏感になったので、まじでお勧めしません。
中のほうにある鼻毛はしっかり残しながら、でも鼻を広げたときなどに見えちゃわないように上手に鼻毛処理をしましょう。
まとめ
鼻毛ちょろりしていては、どれだけのイケメンだったとしても『鼻毛の人』という印象が強く残ってしまいます。
女性の中には、鼻毛が出ている＝不潔（『鏡見てこなかったのかよ！』）と思う人もいます。
自分ではきちんと処理できていると思っていても灯台下暗しかもしれません。
鼻の入り口付近の処理に見落としがちな罠があるので、入り口１cm付近の鼻毛処理は入念に！
ブラジリアンワックスがおすすめなのでよければ試してみてくださいね。
