
「結婚だけでなく婚活をするにもお金って意外とかかるもの…」など、なんとなく婚活にもお金がかかると考えている方も多いでしょう。
婚活で大きくかかる費用は、主に婚活サービスの利用料です。
しかし、婚活でお金がかかる場面はこれだけではありません。
今回は、婚活を始めるにあたって、お金がかかるシーンごとに費用相場の解説をします。
これから婚活を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
婚活にかかる費用の詳細
結婚相手を見つけるための婚活ですが、意外とお金がかかります。
まず、婚活にかかる費用についてご説明します。
外見を磨くための費用
婚活にかかる費用として見落としがちなのが、外見を磨くための費用です。

「相手を探すために外見を変えることに抵抗がある…」という方もいるかもしれませんが、婚活をする上で重要なステップなんですよ
外見を磨くというのは、具体的に以下のような項目と費用が考えられます。
- 散髪に行く…1回あたり約2,000〜4,000円、2ヶ月に1回程度
- 婚活に相応しい服を購入する…約20,000〜50,000円
- 体を引き締めるためにジムに通うなら、ジムの会員費用…月額5,000〜10,000円
ボサボサの伸ばしっぱなしの髪の毛は不潔な印象に…。清潔感を保つためには毎月こまめに散髪にいく必要があります。
デートでの勝負服は1着だけ。
「この人この前とまた同じの着てる…。服ないのかな?てか買うお金ないのかな…」なんて思われないためにも、カジュアル・スーツともに最低でも3パターンくらい揃える必要があります。
ベルトの上に乗っかる腹の肉、ダブついた脇腹の肉は、服の上からでもごまかしが利きません。
しかしゆるんだ体は女性から厳しい目で見られています。
歳をとるごとに基礎代謝は落ちる一方なので、肉体強化が必要です。
これらは一般的に婚活の費用として意識されにくいもの。
ですが実は「塵も積もれば山となる」という言葉があるように、少額が重なりいつの間にか使ってしまうお金なのです。
デート費用
婚活をはじめて気になる異性がいれば、デートを重ねてお互いのことを知っていきます。

デート費用のほとんどは、男性側が負担すると考えておきましょう
デート費用の具体的な項目は、「食事代」「交通費」「娯楽代(映画・遊園地など)」が挙げられます。
交通費は各自が出したとしても、食事代や娯楽代は男性が負担することが多いです。
例えば、「食事代10,000円」「娯楽代(例えば映画)1人1,800円×2人分=3,600円」、合計で13,600円が1回のデート費用になります。
結構かかりますよね。
男性が支払うことで「男らしさ」や「経済力の高さ」などをアピールすることができます。
女性は男性の経済力をどこまで見ているのか気になる人は、下記の記事で詳しく解説しています。

でもさ、男ばっかりお金を払うのはおかしくない?

「男が全額または多めに負担するのはおかしい!」と感じている男性は多いでしょう
なんで男ばかりって思いますよね。
20代前半でお給料が少ないなら、わかってもらえます。
女性のなかには、「絶対に割り勘がいい」「支払ってもらうのは申し訳ない」と費用を負担してくれようとする方もいます。
しかし、いい歳した大人の男のアラサー・アラフォー世代が「じゃ、割り勘で!〇〇円ね!」は、多くの女性が幻滅してしまうのが現実。(くそビッ○なんて思っちゃダメですよ。)
『女の人は、お化粧代に洋服代に美容院代やネイル代と何かとお金がかかるもんね』と思いましょう。
あなたとのデートのために、当日着ていく洋服を買って、美容院に行って、ネイルして…とキレイになる努力をしていると思うと、健気で可愛らしいと思えますよね。(たぶん。)
デートの費用は割り勘か?男が全額負担か?については下記の記事で詳しく解説しています。
「言えないけど本当はこう思っている」女性の本音が理解できる内容になっています。
>>デート代の費用は男なら割り勘はなし?全額負担するべきなのか
婚活サービス利用にかかる費用
異性と出会うための手段として、婚活サービスに登録する方も増えてきました。

婚活サービスを使って相手と出会うためには利用料がかかってきます
以下は、各婚活サービスの平均的な料金を表したものです。
婚活サービス | 平均的な利用料 |
---|---|
婚活サイト・婚活アプリ | 月額3,000〜5,000円 |
婚活パーティー | 1回の参加費用5,000円〜 |
結婚相談所 |
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オンライン結婚相談所 |
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(参考:マッチングアプリ大学)
婚活サービスには、決して安くはない費用がかかります。
女性は無料とされているところも多いですが(または有料のところもありますが)、男性は基本的にどこも有料です。
しかも高いお金を払って登録したからといって、簡単に上手く異性と出会えるとは限りません。
自分がどういう風に女性にアプローチしていくかなどにもかかってくるし、常に使うものだから自分が使いやすいと思うサービスを選ぶことが重要。

有料でも登録やちょっとお試し程度なら無料で使えるところも多いので、よーく吟味しましょうね〜
まず手始めに気軽に使るのはマッチングアプリです。しかし出会い系・恋活向け・婚活向けなど種類が多すぎてどれがいいのかわからなくて困る人が多いもの。
本サイトでは、本気で結婚したい人におすすめなマッチングアプリを特徴ごとにまとめたので、結婚向きなアプリが一目でわかるようになっています。
結婚式にかかる費用
婚活が成功して、いよいよ結婚するというハッピーな展開になった時に必要な「結婚式」にかかる費用について解説します。
国内で式をあげる場合
国内で結婚式をあげる場合の費用相場は「約310.3万円」です。
ただし、家族式などで費用を抑えた結婚式や、オプションなどを豪華につけた高額な結婚式なども含まれています。

ご自身がどのような結婚式にしたいのかによって金額は大きく異なります

平均300万って、結構かかるもんなんだね…
300万円以上が平均の結婚式と聞くと、驚いてしまう方も多いかもしれませんが、全ての費用を自己負担するわけではなく、ある程度はご祝儀でなんとかなります。
「結婚式の費用ーご祝儀金=支払う額」ですね。
ご祝儀金は結婚式に招くゲストの人数によっても大きく変動しますが、60人程度のゲストならば200万円前後は集まるはずです。
つまり、実際に自己負担する結婚式費用は「約100万円」といえます。
しかし、華やかな結婚式にすればするほど、自己負担が増えることも事実です。
豪華な結婚式にしたいと考えている方は、それなりの貯金があると心強いですね。
海外で式をあげる場合
海外で結婚式をあげる場合は、ゲストを何人招くかによって大きく変わります。
ゲスト10人の場合は「約161〜409万円」、新郎新婦の2人のみで行う場合は「約119〜255万円」が費用相場です。
費用相場を見てみると、金額に大きくばらつきが見られますが、これはゲストの旅費を「一部負担する」か「全額支払う」かによって変わるからです。

海外で挙式なんて憧れるな〜

やはり女性は華やかな結婚式に憧れを持っている人が多いものです
海外で結婚式をあげることになったら、費用が大きくなることも頭にいれておきましょう。
新生活にかかる費用にかかる費用
運命のお相手と結婚して、2人の新しい生活をスタートさせる時にかかる費用は「約100万円」です。
詳しい内訳を以下にまとめました。
内訳 | 平均費用 |
---|---|
家具・インテリア費用 | 約40〜50万円 |
家電製品 | 約40万円 |
賃貸住宅用の敷金・礼金・引っ越し費用 | 約30万円 |
新婚生活でウキウキしている方も多いですが、その費用は約100万円と高額です。
新生活の費用を安く抑えるためには、お互いの家具やインテリア、家電製品などの「まだ使えるものは使う」を徹底することをおすすめします。
すべてを買い揃えるとなると、この平均費用よりもっと高い金額になってしまう可能性があるので注意しましょう。
まとめ
今回は、婚活をスタートさせるために必要な費用について詳しく解説してきました。
女性は男性がどのくらいの貯金があるのかで「結婚に対する本気度」や「経済力」「計画性」などを見極めます。
したがって、年収は高いのに貯金がゼロという男性に対して「経済力や計画性がない」と判断するのです。
反対に、年収が少なくても貯金がある程度ある男性に対しては「コツコツと努力して貯金ができる人」と高評価になります。
婚活において、貯金は重要なもの。
貯金がなければ満足に婚活に励めません。
女性をリードすることが求められている男性側は、少額からでも良いので必ず貯金をしておきましょう。